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2018年05月23日

愛と誠 行方不明の原画がオークションに出品

ITmedia NEWS』の中に興味深い記事を見つけました。

 1970年代に『週刊少年マガジン』に掲載された名作漫画『愛と誠』(梶原一騎さん原作、ながやす巧さん作画)の原画のうち、講談社が外部に貸し出した後、行方不明になったうちの1枚が、まんだらけの運営するオークションサイト「まんだらけオークション」に出品・落札され、講談社が「購入しないでほしい」と呼び掛けていた件について、まんだらけはこのほど、Webサイトで「オークションにかけられた原稿が紛失したものかどうか特定できていない」「今回の件が問題になること自体に違和感がある」とし、「原画を紛失した出版社の問題」などと講談社を批判している。
(「ITmedia NEWS」より抜粋・編集)


事のいきさつを時系列にまとめると以下のようになります。


 @ 1974年に漫画家ながやす巧の原画15枚を講談社が預かり、紛失
 A 2018年4月20日
   ながやす巧の原画が「まんだらけオークション」に出品される
 B 講談社がまんだらけに
  「出品されているものは紛失していた原画である」と主張
   さらに「週刊少年マガジン」誌上で、
   読者に対し「落札しないよう」呼びかける
 C 出品されていた原画は400万円で落札され、オークション終了


まんだらけオークション.png
 (画像:「ITmedia NEWS」より)


記事からは、具体的に講談社がまんだらけに対してどのような対応を求めていたのかは分かりません。

出品そのものを無効にするような依頼があったのか、あるいは、出品者の情報を開示するような要求があったのか、そこら辺のところが分からないのです。


まんだらけ側は「今回の件が問題になること自体に違和感がある」と記しています。

ただし、まんだらけとしては「本当に紛失した原画なのかどうか」を確かめないといけないということで、講談社に対しその確認を求めているようです。


そして、「講談社からの回答はなかった」と記しています。


ここでひとつ考えなくてはならないのは、オークションに出品されていたものが紛失したものであった場合、それは違法(罪)になるのはどうかということです。


盗品を出品すれば、もちろん罪になります。


講談社は「紛失もしくは盗まれたもの」だとしていますが、経緯を見る限り、明らかに講談社の不注意で “紛失したもの” であることは間違いないようです。


ただし、紛失物(拾得物)であったとしても、警察に届け出るなどの正規の手続きをとらずに自分のものとした場合は、出品行為は違法となります。


問題となるのは、出品者はどこで(どうやって)その原画を手に入れたのかということです。


原画を預かった講談社の人間が出品したのであれば、間違いなく罪に問われます。

ですが、例えば「まんだらけ」のようなショップでお金を出して購入したものを「要らなくなったので出品した」のであれば、出品者は何ひとつ咎められることはありません。


この場合、出品者は、紛失したものであることを知らない “善意の第三者” となるからです。


しかし、どのような場合であっても可哀想なのは、ながやす巧先生とその奥さんです。


漫画『壬生義士伝』のWebサイトでは、ながやす巧先生の奥さんが次のようにコメントされています。

44年前に大阪で紛失もしくは盗まれた原稿が、まんだらけオークションに出品されているとわかっった瞬間、心臓が止まりそうになりました。やっと見つかった!やっと会えた!と涙があふれました。(中略)生まれた作品は、巧と私の大切な子供です。そんな大切な原稿を、自ら手離したことなど一度もありません。(中略)オークションにかけられた原稿が400万円という途方もない金額で落札されました。私達の子供なのに手の届かないところへ行ってしまいました。悲しくて胸がつぶれそうです。


おそらく、ながやす巧先生からは、講談社に対し「原画を取り戻して欲しい(=返して欲しい)」という依頼があったものと思われます。


そして、それに対する講談社の対応は “とても悪い” としか思えません。


「週刊少年マガジン」誌上で、読者に対し「落札しないよう」呼びかけることに、一体どれだけ効果があったでしょうか。

「愛と誠」の当時のファンと現在の読者とは年代が大きくずれているので、効果があるようには思えないのです。


どうしても原画を取り戻したいのであれば、そして、“入手経路” 等についても知りたいのであれば、責任者である講談社自身が400万円以上で落札すべきであったと思うのです。


しかし、それにしても「落札価格400万円」というのは、“少々高すぎる” ような気がします。

これは、私の勝手な憶測ですが、出品者が「週刊少年マガジン」の呼びかけなどを見て、怖くなって、自分で(あるいは知人に頼んで)落札し直したのではないでしょうか。


そう考えると、「週刊少年マガジン」での呼びかけは、少しは影響を与えたことになります。



posted by Descartes at 14:17 | 我思う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月19日

永代供養 合葬式墓地 レンタル墓

最近は「お墓を持たない」納骨のスタイルが注目を浴びているという話を聞きます。


墓地.jpg


納骨の方法には、大きく3つが考えられます。


  @ お墓に納骨する方法
  A 納骨堂に納骨する方法
  B 散骨を行う方法


  こちら >> 納骨の仕方|知っておきたい お墓のこと


この中で、@以外の方法が “お墓を持たない納骨” となり、特にAについて、「永代供養」という呼び名で注目を浴びているようです。

納骨堂が遺骨を預かり、同時に供養や管理もしてくれる方法です。


しかし、お墓として永久的に管理をしてもらえるということではなく、多くの場合は、一定期間をもって他のお骨と合祀になるようです。


そして、さらに似たようなもので、自治体の公営墓地の「合葬式墓地」と呼ばれる永代供養墓があります。


個人的には、「長野県小諸市が、ふるさと納税の返礼品としてこの合葬式墓地の使用権を登録した」という記事を最近読んで知りました。


 こちら >> ふるさと納税返礼品に公営墓地の永代使用権: ふるさと納税 早わかり


この合葬式墓地は、管理は行われるものの、宗教的な供養が行われない点が、寺院の永代供養墓との違いです。


そして、この「永代供養墓」あるいは「合葬式墓地」の最大のメリットは、“費用が安い” ことです。

加えて、承継者の問題や、子供への負担などを考えなくて良いことから、最近、注目を浴びているのです。


その一方で、デメリットというと、ズバリ “お墓がない” ことです。


つまり、お墓参りが出来ないのです。


さらに、合葬となった場合、遺骨は二度と取り出せないという問題もあります。


そこで(という理由かどうかは分かりませんが)、最近では、「レンタル墓」と呼ばれる “借用式のお墓” が注目を浴びているそうです。


レンタル墓として建てられたお墓自体は、寺院が建てたものです。

そして、利用者が支払うのは「墓石代」ではなく、そのお墓に取り付ける「プレート代」です。


つまり、プレート以外のものは全て “レンタル” なのです。


墓石.png


この「レンタル墓」のメリットもまた、“費用が安い” ことです。


そして、デメリットとしては、お墓を “借用” していることですが、先の「永代供養墓」や「合葬式墓地」との大きな違いは、元々 “レンタル” するつもりで利用している点にあるように感じます。


つまり “いつかは最終的なお墓に入る” つもりで利用している人が多いように思えるのです。


このレンタル墓が注目されている理由のひとつには、「最終的にどこに住むか分からない」ということがあるような気がします。


遠方にお墓参りに行くことなどを考えて、“最終的なお墓を決めるまでの間” の暫定措置としてこのようなレンタル墓が注目されているのではないでしょうか。


「墓不足」などが言われる現在、このような新たな「お墓」や「納骨」のスタイルがますます増えてくるように感じます。




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もしもドットネット


ラベル:お墓 納骨 墓地
posted by Descartes at 23:53 | 流行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月14日

キンタロー。 平手モノマネで炎上

モノマネ芸人のキンタロー。が、テレビ番組「爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル」で欅坂46の平手友梨奈のモノマネをしたことにより、SNSが炎上しているそうです。


 モノマネ芸人のキンタロー。が14日、ブログを更新し、欅坂46の平手友梨奈のモノマネをテレビ番組で行い自身のSNSが大炎上していることに言及。ついに所属事務所にまでクレームが来ていることを明かし「悪意なんて一切ない」とモノマネの真意を改めて説明した。
 キンタロー。は11日に放送されたフジテレビ系「爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル」で平手のモノマネを披露。直後からネットでは炎上の様相を呈し、キンタロー。のツイッターにも賛否両論の意見が寄せられた。
(「デイリースポーツ」より)


私はこの「爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル」はオンタイムでは観ていないのですが、今ならまだ間に合うと思い、某動画サイトで検索したところ、無事に(?)観ることができました。


個人的には、ファンの気持ちもわかる一方で、これが仕事(モノマネ芸人)なのだから「そんなに怒ることもない」という気持ちもあります。


しかし、(あくまでも個人的な意見ですが)ひとつだけ言いたいのは、

 「あんまり、似ていない」

と思うのです。


ダンスなども完コピしているようなので、相当練習したとは思うのですが、

やっぱり、似ているとは思えません。


まったく似ていないかと言われれば、そういうわけでもないですが、少なくとも数年前の前田敦子のモノマネと比べると、「どこをどう真似(あるいはデフォルメ)したのだろう?」という感じです。

急きょ、平手友梨奈のモノマネをすることが決定したのか、キンタロー。の腕が落ちたのか、どちらかしか考えられません。


そして、さらに、オンエア映像の左下にある(似顔絵)イラストですが、


爆笑ものまねキンタロー.jpg


これがまた、おそろしく “似ていない” のです。


こちらの方は問題にはならなかったのでしょうか。


やっぱりこの企画(平手友梨奈のモノマネ)自体が急きょ決まって(あるいはOKが出て)、イラストも即効で描いたとしか思えません。


そういう意味では、炎上に値するかもしれません。


posted by Descartes at 23:35 | テレビ番組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする