■おそ松さん on TAGE 〜SIX MEN's SHOW TIME〜
◇9/29〜10/3 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
◇10/13〜23 Zepp ブルーシアター六本木
気になる配役ですが、六つ子を演じるのは、高崎翔太(おそ松)・柏木佑介(カラ松)・植田圭輔(チョロ松)・北村諒(一松)・小澤廉(十四松)・赤澤遼太郎(トド松)のイケメン俳優6名になります。(YAHOO! ニュースより抜粋)
何かと取り上げられることの多い人気アニメ「おそ松さん」ですから、舞台化も「楽しみ〜」という人が多いのではと思いますが、なかには「大丈夫なの?」と感じる方もいるのではないでしょうか。
こういったアニメ作品の舞台化は、年々その数を増して、独自に、「アニメ作品」でも「実写化作品」でもない「2.5次元作品」などと呼ばれることもあるようです。
ところで、一番はじめに舞台化されたアニメ作品は、いったい何だったのでしょうか?
宝塚歌劇団の「ベルサイユのばら」の初演が1974年ですから、これが最も古いような気もします。
しかし、「ベルサイユのばら」はアニメファン向けというわけではないので、真の意味でのルーツとは言えません。
そう考えると、ルーツとしては「セーラームーン」(1993年)あたりになるのでしょうか。
現在のように、アニメ作品の舞台化ラッシュ現象のルーツとしては、やはり「ミュージカル・テニスの王子様」を外すことはできないでしょう。
また、これら舞台化されたアニメ作品を観にくる人たちについて見ると、「アニメ作品そのものが好きなので」「コスプレに興味があるので」など、観にくる理由はそれぞれだとは思いますが、俳優目当てという人も少なからずいるようです。
前クール放映のTVドラマ「臨床犯罪学者 火村英生の推理」の俳優・斎藤工は、「ミュージカル・テニスの王子様」によって注目を浴びた俳優の一人です。
今回舞台化となる「おそ松さん」を見ても、イケメン俳優を集めていることから、当然に「俳優目当て」ファンの取り込みを目論んでいるものと思われます。
少なくとも、「アニメ作品の舞台化」というステージが、今、若手俳優の活躍の場として、たいへん注目を浴びていることは間違いありません。
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