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2016年06月24日

「英EU離脱」に見る『選挙のあり方』

国民投票の結果、英国が欧州連合(EU)を離脱することになりました。

個人的には、「まさか、まさか」という感じです。

というのも、このような結果が出る直前まで「残留派が勝利する見込み」といった内容の報道がされていたからです。

予想に反して離脱派が勝利した要因は、いったい何なのでしょう。


開票結果は、次の通りです。

 ・離脱 51.9%
 ・残留 48.1%


人数的には約127万人の差があるわけですが、全体のパーセンテージで言うと『大差』というわけではありません。

一方の 投票率は72.2%と大変高い 結果を示しています。

計算で求めると、投票しなかった人は約1292万人。

昨年5月の総選挙の投票率は66.1%ですから、昨年より約283万人多くの人が投票 したことになります。

〔離脱/残留〕の分かれ目は、この283万人の中にあるのでしょうか。


今回の国民選挙の勝敗(?)を分けたポイントのひとつとして「移民問題への不満」があると言います。

つまり、この移民問題に限ってみると、移民問題に反対する人が「離脱派」となり、特に問題ないと考える人が「残留派」となったのです。

さらに、「移民反対派」は高齢者が多くを占め、「特に問題なし」と考える人は若者が多いと言われていました。

1292万人の〔離脱/残留〕の内訳は今となってはわかりませんが、年代的な内訳で言うと若者の割合が多かった(=投票率が低かった)のではないでしょうか?

全体の投票率が高くなればなるほど、元々投票率の高かった高齢者の方の投票数が多くなり、「離脱派勝利」という結果をもたらしたようにも感じます。


日本では、今回の参議院選挙から選挙権の年齢が18歳まで拡大されます。


2014年の衆議院選挙の投票率は52.66%でした。

これを、年代別投票率で見てみると以下のような結果になります。

 最高=70〜74歳:72.16%
 最低=20〜24歳:29.72%


投票率が低い年代の、さらにその下の年代にまで選挙権を広げたわけです。

このことが、どういう結果を生み出すか、今のところはわかりません。

しかし、少なくとも「痛みを伴う政策」に対しては、高齢者の賛同は得られにくい と考えている様子は伺えます。

しかし、どのように選挙権を拡大しようとも、実際に投票してくれなければ、結果には結びつかないのです。





posted by Descartes at 18:52 | Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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