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2016年09月14日

ブラックバイト訴訟

毎日新聞に「ブラックバイト訴訟」の記事が載っていました。

 大手飲食チェーン店のフランチャイズ店舗でアルバイトをした大学3年の男子学生(21)が4カ月間無休で働かされた上、店長に包丁で刺されたなどとして、運営会社側に未払いの残業代や慰謝料など計約800万円の支払いを求めた訴訟の第1回口頭弁論が14日、千葉地裁であった。ブラックバイトを巡る訴訟は全国初とみられ、大学生は「怖くて辞められなかった。学生を会社の都合だけで働かせるのは許されない」と訴える。(中略)運営会社側の代理人は毎日新聞の取材に対し「店長が打刻したタイムカードは正確でない可能性がある。未払い賃金などについては誠意を持って対応する用意があることは伝えている。暴行は、当時の店長が退職し事実関係の確認がとれていない」と話した。
【「毎日新聞」より引用(一部省略加筆修正してあります)】


何ともひどい話です。


ブラックバイトを巡る初の訴訟ということで、どのような判決が出るのか気になるところです。


さらに、加えて気になるのは、こういった事件に関わる本部(運営会社側)の責任ということです。


あえて店舗名(会社名)は伏せていますが、今回の事件は、フランチャイズ契約を結んでいる店舗側にて起きたものです。

そして、訴えを起こされたのは、フランチャイズ契約元である本部(運営会社側)の方です。


フランチャイズ契約というのは、商標(ブランド名)や経営ノウハウを使用することに関して、本部と加盟店との間で締結する契約です。


本部は、自社商品の販売やサービスの提供を行う権利を与え、加盟店は。その対価として本部に対し、一定のロイヤリティーを支払います。


契約上の関係ですので、本部と加盟店は、法人、あるいは事業主としては、「別人格」です。


しかし、今回の訴訟は、加盟店の店長が行った「ブラックな仕打ち」に対して、被害者が本部(フランチャイザー)を訴えました。

訴訟の内容は、店舗でのアルバイト待遇に関することです。


「加盟店側の事故に関して本部側に法的責任はない」というのがフランチャイズの一般的な解釈なのですが、「指導監督上の責任」などを追及しての訴訟なのでしょうか。


もしくは、毎日新聞の記事に「当時の店長が退職し、事実関係の確認がとれていない」とありますので、ひょっとして、この店長は本部の社員で、この店舗への出向者であったのでしょうか?


このニュース記事だけでは何とも言えないのですが、現状は、本部(運営会社)自体がブラック企業のように捉えられているようで、何だかかわいそうな気もします。





posted by Descartes at 16:49 | Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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