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2016年10月03日

運転免許の自主返納制度

産経新聞に次のような記事がありました。

高齢者による事故が増加している大阪で、65歳以上が自主的に運転免許証を返す免許返納率が2年連続1位となった。対策に悩む大阪府警が、商店街や葬儀会社などの民間の協力を得て、返納者への割引サービスを充実させるというユニークな取り組みが功を奏した結果だという。(「産経WEST」より)


運転免許の自主返納制度は平成10年に始まりました。

高齢になると、自分でも気付かないうちに身体機能が低下し、事故を起こす危険性があるので、「運転に自信がなくなった」と感じる人に自主的に運転免許証を返すように呼びかけているのです。

手続きとしては、「有効期限の残っている運転免許の申請を取り消す」手続きとなります。


私などは、「運転免許証は持っているだけで運転をしない人」です。

運転に自信もないので、必要に迫られない限り、今後運転する気もありません。


つまり、運転免許証は「身分証明書」としての役割しか果たしていません。


ところが、この「身分証明書」としての役割が、かなり大きいのです。


レンタル店の会員になるにしても、あるいは、住民票を発行してもらうにしても、運転免許証1枚を提示するだけで、多くの場合は事足りてしまいます。


これが、もしも会社の「社員証」などであった場合、まずは、その会社が本当にあるのかどうかということから疑われるときがあります。


「身分証明書を偽造しているのではないか」と疑われているわけです。


こういったあらぬ疑いを回避するためにも運転免許証はとても重要です。


そのように考えると、運転さえしないのであれば、「身分証明書」として運転免許証を携帯する分には良いのではないか、という気にもなります。


しかし、自治体としては「絶対に運転しない」という確証が欲しいのです。


そこで、「身分証明書としての運転免許証」の代わりとして、自主返納制度を利用した人については、「運転経歴証明書」というものを発行しているようです。


運転経歴証明書は、運転をすることができないだけで、運転免許証と同様に「公的な身分証明書」として使用できます。


さらに、各自治体では、この「運転経歴証明書」を提示すると、「飲食店や雑貨店、金融機関から料金割引や金利優遇などの特典を受けられる『自主返納サポート制度』を実施」して、運転免許証の返納を促していると言うのです。


その上、この「運転経歴証明書」は運転免許証の代わりのようなものなので、元々の運転免許証の有効期限が切れると同時に失効するのではないかと思ったら、そうではないらしいのです。


「運転免許総合案内所」のページでは運転経歴証明書について、次のように説明されています。

 ■交付申請可能期間:運転免許証を自主返納してから5年以内。
 ■有効期限:永年有効。つまり身分証明書として一生涯、用いることが可能。
 ■記載事項:氏名・住所・生年月日・運転免許の経歴及び番号・写真
 ■その他:記載事項(名前・住所等)に変更があった場合は記載事項の変更も可能。
        紛失等した場合は再発行も可能。

 ※詳細はこちら >> 「運転免許総合案内所


運転免許証と同様の機能を持ちつつ、さらに、いろいろな特典が付いてくるのです。

運転免許証は持っているだけで運転をしない人にとっては、こちらのほうが明らかに得なのではないでしょうか。


このへんのことをもう少し詳しく説明すれば、「運転免許の自主返納制度」はさらに普及するのではないかと思います。


「運転免許の自主返納制度が、大阪で2年連続1位」というのもうなずけます。



posted by Descartes at 18:59 | Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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