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2017年10月07日

貨幣損傷等取締法

先日、「マジック用のコイン」として500円玉硬貨を加工した疑いで、マジシャンの男らが逮捕されたというニュースがありました。

 手品用のコインを造るため本物の硬貨を加工したとして、警視庁保安課は貨幣損傷等取締法違反の疑いで、東京都中野区上鷺宮のマジック道具販売業、今田賢二容疑者(46)ら3人を逮捕した。今田容疑者はマジシャンとしても活動。コインはプロ向けにも販売しており「業界内で需要があった」と供述している。
(「産経ニュース」より引用)


手品用に硬貨加工容疑---産経ニュース.jpg


ニュース記事にもありますように、硬貨を加工することは「貨幣損傷等取締法」という法律に違反します。

そして、この法律で言う「貨幣」というのはいわゆるコインのことで、紙幣は含まれません。


つまり、紙幣を加工したとしても “それ自体を” 罰する法律はありません。
(紙幣の偽造は刑法により取り締まられています。)


また、記念コインもこの法律の対象外です。


さらに、アメリカ合衆国のようにコインを加工する(記念コイン化するなど)ことを認めている国もあります。


つまり、マジックのトリックとして加工したコインを使用したい場合は、必然的に外国のコインを使用するしかないのです。





そして、貨幣損傷等取締法のことを知らないにしても、普通は、マジックで外国のコインが登場した時点で「マジック用の(加工された)コインなのでは」と疑ってしまいます。


当然に、お客さんに「ちょっとコインをお借りできますか?」ということもできません。

(あえて観光客らしき外国人に声をかけるという手もあることはありますが。)


そういった事情に目をつけて、今回のような事件は起きました。


「店舗やインターネットオークションで1枚当たり2千円〜3万円で販売」していたというのですから、意外と大胆です。

ひょっとして、貨幣損傷等取締法のことを知らなかったのでしょうか。


そう言えば、その昔、Mr.マリックが100円玉にタバコを通すというマジック(?)を披露していましたが、あれはいったいどのように行っていたのでしょうか。

貨幣損傷等取締法の規制があることを考えると、本当に超能力を使っていたとしか思えません。



posted by Descartes at 22:59 | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする