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2017年11月02日

歩行者に合わせて横断歩道を出現させる Starling Crossing

イギリスで “歩行者に合わせて横断歩道を出現させる” 技術が開発され、実際にそのテストが行われているのだそうです。


Starling-Crossing.jpg


Umbrellium社の開発する「Starling Crossing」と呼ばれる技術です。


  こちら >> Starling Crossing - Umbrellium


歩行者や自動車、そして自転車など、道路の状況を把握し、必要なときのみ道路上に横断歩道を出現させると言うのです。


さらに、歩行者の有無だけでなく、時間帯などの条件も考慮するとのこと。

例えば、映画館の上映が終わる時間帯には、“横断者の数に合わせて横断歩道の幅を拡げる” などの対応も可能なのだそうです。





子供の飛び出しなどにも対応し、“事故を未然に防ぐ” とのこと。


これは、たしかに凄い技術です。


道路の状況をカメラで取得し、道路に埋め込まれたLEDによって横断歩道や停止線を表示させているのだそうです。


しかし、“事故を未然に防ぐ” ということに関しては少々疑問が残ります。


このシステムの根底には、「歩行者がいなければ停止する必要はない」という考えがあるからです。


しかし実際には、横断歩道の手前では(歩行者がいるかもしれないという前提のもとに)一時停止、もしくは減速すべきなのです。

 車両等は、横断歩道等に接近する場合には、当該横断歩道等を通過する際に当該横断歩道等によりその進路の前方を横断しようとする歩行者等がないことが明らかな場合を除き、当該横断歩道等の直前(停止線が設けられているときは、その停止線の直前)で停止することができるような速度で進行しなければならない。この場合において、横断歩道等によりその進路の前方を横断し、又は横断しようとする歩行者等があるときは、当該横断歩道等の直前で一時停止し、かつ、その通行を妨げないようにしなければならない。
(「道路交通法」第38条)


この Starling Crossing のシステムは、この道路交通法の趣旨に反するものと言えなくもありません。


たとえ歩行者の姿が見えなくても、「いつ現れるか分からない」という意識を常に持って “安全運転” を心がけるべきなのです。


また、歩行者も「横断歩道以外は渡らない」ことは言うまでもありません。



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posted by Descartes at 17:47 | 我思う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする