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2017年12月04日

シュリンクフレーション

「味の素の容器の “穴の大きさ” が、実は大きくなっている」という話を聞いたことがあります。

売上が伸びなくなり、どうしようもなくった為に、苦肉の策として「穴の大きさを大きくして “消費量” を意図的に増加させた」というものです。


おそらく私の他にも、聞いたことがある人はかなり多いとおもうのですが、実はこれ “ガセネタ” らしいです。





味の素社曰く、「 “卓上用” “調理用” と、用途によって瓶の大きさやフタの大きさ(=穴の数)を変えたことはありますが、穴の大きさ自体は変えていません」ということです。


さすがに、大手メーカーだけあって「こっそりと多く消費させる」ような姑息な手段は使っていないようです。


ところが最近になって、この姑息な手段が、世の中のあちらこちらで堂々と行われている “らしい” のです。


経済学的には「シュリンクフレーション」と言います。


“シュリンク” を日本語に訳すと “縮む” という意味になります。

いったい何が縮むのでしょうか。


シュリンクフレーションというのは、具体的には、商品の価格を据え置いたまま、内容量だけが減っていく “経済現象” のことです。

原材料費や人件費が上昇していくので、価格を維持するためには、内容量を減らすしかないのです。


ここまでは、理解できます。

計算上、当然そうなる現象だからです。


問題なのは、価格と一緒にパッケージ(の大きさ)も維持されているところです。

つまり、消費者としては、中身(内容量)が減っていることに気付いていないことが多いのです。


見た目は変わらずに、今まで24枚入りだったお煎餅が20枚に減っていたり、食器用洗剤が250mlから240mlに減っていたりします。


もしも気付いたら「騙されたー!」と言うでしょうか。


少なくとも、その状況で「増量キャンペーン」のようなものが行われたら、何か “詐欺的” なものを感じるかもしれません。


しかしその一方で、こうでもしないと個人消費が増えそうもないのも事実なのです。


そういうわけで、味の素の都市伝説が現実化してしまったのかもしれません。






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posted by Descartes at 21:37 | 豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする