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2018年01月20日

グラフィティ

地下鉄車両への落書き被害が多発しているというニュースがありました。

 また都内の地下鉄車両が落書きされた。18日午前5時ごろ、東京メトロ東西線中野駅(東京都中野区)に止まっていた電車に落書きがあるのを、出発前の準備をしていた乗務員が見つけた。東京メトロの落書き被害は、13日の千代田線、15日の日比谷線に続き、最近6日間で3例目。鉄道の落書き問題などに詳しい、東京都市大学の小林茂雄教授(49=環境心理学)は、外国人グループによる犯行の可能性を指摘した。
(「日刊スポーツ」より)


これは、残念なニュースです。


地下鉄をはじめとする公共物に落書きをする行為は、「グラフィティ」と呼ばれるアートです。

1970年代のニューヨークに始まりました。





そして実は、先日、日曜日深夜に放送されている「白昼夢」という番組で、グラフィティ・アーティストである 大山エンリコイサム 氏の特集を観たばかりだったのです。





大山氏の描くグラフィティは、コム・デ・ギャルソンのデザインにも取り入れられたりするほど、世界的に著名なものです。


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(画像:「vogue.co.jp」)


大山氏が高校生の頃にストリートカルチャーが流行りました。

そして、早くからスケボーやブレイクダンスを始めていた同級生たちは既に上手くなっていた為、大山氏は、まだ皆が手をつけていないグラフィティの世界に足を踏み入れたのだそうです。


番組でそういったことを語る大山氏の考え方が本当に素晴らしく、私は、まさにこのグラフィティというアートに興味が湧き始めていたところでした。


そこに来て、このニュースです。


大山氏の話を聞いた後だったので、グラフィティは描く行為自体にも意味があることは分かっていたつもりです。


自分が生きている現実に満足できずに、もう一人の自分(名前)を電車の車体に投影しているのだそうです。


そこから街を幻視するのだとか。


今回、地下鉄の車体にグラフィティを施した人物にも何か伝えたいことがあったのでしょう。


しかし、それと不法行為とは別問題です。

この “落書き行為” に対して、きちんとした対処をしない限りは、日本という国が、社会の安全が確保されていないエリアであることを示すことになっしまいます。

posted by Descartes at 23:58 | テレビ番組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする