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2018年06月03日

ミッシングワーカー

NHKスペシャルで「ミッシングワーカー 働くことをあきらめて・・・」という内容の特集がありました。


ミッシングワーカー.jpg

 こちら >> NHKスペシャル | ミッシングワーカー働くことをあきらめて・・・


これは、これから先かなり高い確率で “誰にでも” 起こりうる問題で「働き方改革」以前に解決しなければならない問題だと感じざるを得ません。


「ミッシングワーカー」は、直訳すると「消えた労働者」となります。


しかし、その意味することに照らし合わせて訳すと「労働者(失業者)の枠から “排除” された労働者(求職者)」と言えます。


“排除” というのは、“不要・邪魔なものを取り除く” という意味です。


ミッシングワーカーというのは、具体的に言うと「長期間働けなくなり、仕事を諦めてしまった人」のことです。

そして、「長期間働けなくなった」理由は、多くの場合「親の介護のために離職した」ことにあります。


特に40代・50代の独身中高年に多いのだそうです。


ミッシングワーカー02.jpg


番組によると、現在の(労働統計上の)40代・50代の労働市場は以下のような形(内訳)になっているとのことです。


 ・正規労働者 :1,699万人
 ・非正規労働者:795万人
 ・失業者   :72万人


上記の数字を元に、毎月(あるいは毎年)の “失業率” や “有効求人倍率” などを算出します。

しかし、ここに集計されている「失業者」の数は、ハローワークなどに出向いて求職活動を行った人のことです。


つまり、前述の「長期間働けなくなり、仕事を諦めてしまった人」は含まれていないことになります。


そして、そのミッシングワーカーを加えた “正しい” 内訳は、番組の発表では以下のようになるのだそうです。


 ・正規労働者    :1,699万人
 ・非正規労働者   :795万人
 ・失業者      :72万人
 ・ミッシングワーカー:103万人


驚くべきことに(あるいは想像した通り)、失業者の数を上回っています。


ですから、よくニュースで「完全失業率は○○%。前年同月に比べ○○%の減少」などと言う言葉を耳にしますが、実は “雇用状況が改善された” のではなく “ミッシングワーカーが増えたのではないか” と疑いたくなってしまいます。


リーマン・ショック以降、失業率が下がっているにも関わらずアメリカの経済がなかなか回復しなかった原因は、このミッシングワーカーの存在を把握していなかったからなのだそうです。

今現在、(日本の)ミッシングワーカーの数を加えて計算された正しい失業率というのは、いったいどれ位になるのでしょうか。


 @ きちんと把握できていないので、計算できずにいるのでしょうか。
 A 計算できているにもかかわらず、あえて発表せずにいるのでしょうか。


もしもAの理由だとしたら、この先、本当に未来はないように感じます。




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ラベル:NHK 失業 介護
posted by Descartes at 00:48 | 我思う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする