大阪市の松井一郎市長は14日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い大阪府内の医療現場で防護服が不足していることを受け、「家庭に使用していない雨がっぱがある人、在庫が余っている人はぜひ大阪府市に連絡してほしい。しっかりと購入させていただく」と述べ、提供を呼び掛けた。
(「時事ドットコム」より)

このニュース記事から分かることは
@ 大阪府の医療現場で防護服が不足していること
A “雨がっぱ” が、防護服代わりになること
です。
そして、私が思うことは
B 何故、一般家庭に向けて発信したのだろうか?
ということです。
“雨がっぱ” が、防護服代わりになり、不足しているのであれば、まずは業者に提供をお願いするのが最初ではないでしょうか。

(ココデカウ)
実際に、ネット通販で「レインコート」と検索してみると、まだまだ市場には在庫があることが分かります。
そのような状況の中、このような発言をすることは、マスクのときと同様に、今度は「雨がっぱの買い占め」が始まってしまうのではないかと、心配になります。
そして、雨がっぱを買えなかった人の “不安” を煽ることになるのです。
医療現場が逼迫していることを市民にアピールしたかったのかもしれませんが、
ひとつの発言が、どのような結果を生み出すことになるのか(可能性があるのか)、よく考えてから発言すべきではなかったか、と思います。

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