新型コロナウィルス抗体判定キット付き遠隔健康医療相談

2020年04月19日

失われつつある マスクの意義

『毎日新聞』に次のような記事が掲載されていました。

 ハンカチがマスクに早変わり――。マスク不足が続く中、ハンカチを口元にとどめることができる中小企業のアイデア商品に、全国から注文が殺到している。
 岐阜市のシリコーン加工メーカー「タナック」は13日、伸縮素材で作ったマスクフレーム「マスピタ」を発売した。マスクの上から装着し、側面にできやすい隙間(すきま)をなくす機能が本来の売りだったが、代わりにハンカチやガーゼ、クッキングペーパーなどを入れて着ければマスクの代替品になるとして注目され、発売から3日で8000個の注文が全国の企業や学校、自治体から寄せられたという。
(「毎日新聞」より)


 製品情報はこちら >> 株式会社タナック|新商品「マスピタ」


先に断っておきますが、私は、この製品の “新型コロナウィルスに対する効果の云々” を語る目的で、この記事を書いているわけではありません。


 maspita.jpg


この製品は、どんなに優秀な(高密度の)マスクを着用しようとも、皮膚との間に生まれてしまう “隙間” を埋めるために開発された製品であり、そういう意味では、“とても有意義な(有効的な)” 製品と言えます。

しかし、その一方で、「ハンカチやクッキングペーパーでも代替可能というのは、どうか」とのも思うのです。


クッキングペーパー(キッチンペーパー)自体に、ウィルスに対してそこまでの抗力があるでしょうか。


この手の商品(マスクの代替商品)は、最近、特に増えてきています。

大手通販マーケット『楽天市場』で、「なんでもマスク」と検索すると、幾つかの商品がヒットします。


 こちら >> なんでもマスク マスク ストラップ 日本製 A.Y.Judie
     >> マスククリップ ガーゼや布なんでもマスクに早変わり
     >> なんでもマスクにしてしまう マスククリップ


ガーゼやキッチンペーパーなどを折りたたんで、その端をクリップで挟んで耳にかけることで、マスク代わりにしてしまおうというアイテムです。


「まもなく手持ちのマスクの在庫が0(ゼロ)になる」という状況では、“いざというときのために” 是非とも持ってておきたいアイテムだと思います。


しかし、「ウィルスを予防する」あるいは「ウィルスを拡散させない」という目的からみた場合、どれほどに有効なものか、疑問に思わざるを得ません。


花粉症などの影響で、ここまで「使い捨てマスク」が浸透したのは、使い捨てにもかかわらず、あるいは、使い捨てであるが故に、しっかりと “三層構造” などで、ウィルスや花粉をカットする機能が備わっていたからなのです。


しかし、キッチンペーパーや布ハンカチに、そこまでの機能はありません。


もはや、“マスクの意義” は、失われつつあると言えます。


現在、マスクは「新型コロナ対策に参加しています」 という意思表示でしかないと言ってもよいかもしれません。


その原因は、今も続く “マスク不足” です。


まずは、現在のマスク不足状態、そして、いまだに、本来安価であるはずの「使い捨てマスク」が高値で取引されている状態を打破すべきだと思います。


 

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posted by Descartes at 03:42 | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする