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2017年01月26日

夫のちんぽが入らない

今、「夫のちんぽが入らない」というタイトルの本が話題を集めているそうです。

今日放送の『ノンストップ!』で、その話題が取り上げられていました。




著者であるこだまさんは、40代の主婦ブロガー。

独自のユーモアも交えながら描かれているものの、書かれている内容は、タイトルとは裏腹の壮絶なエピソードとのことです。


物理的な理由から夫との肉体関係を諦めた結婚生活 「17年間の実体験」 を綴った私小説です。


自分と向き合い続けたリアルな半生が、そこに描かれています。


この本は、1月16日の発売からわずか10日で発行部数6万部を突破し、オリコン本ランキング「総合部門」12位という脅威のヒットを記録しました。


そして、書店の陳列棚では、「お探しの本はこちらです」というPOPなどを用いてアピールするものの、やはり「購入するのにちょっと勇気がいる」という人が多いのも事実のようです。


出版社としては、その点を考え、タイトルが読みづらいような装丁デザインにするなどの配慮をしたとのことです。


ちなみにこの本のタイトルは、こだまさん自身が、自ら希望して付けたものです。

そして、出版社(編集者)も「これ以上のタイトルなんて絶対にない」と思ったそうです。


このタイトルにした理由について、こだまさんは『ノンストップ!』に対し、次のように語っています。


『夫婦間のプライベートなことを書くには勇気が要りました。
でも、タイトルに一番恥ずかしい悩みをぶつけてしまえば、もう何も怖くないのではないかと思い、ストレートに付けました。』


こだまさんのこの思いは読者に通じ、読んだ女性たちの共感を得ています。


本の中でには、次のように綴られています。

 『このようなことを相談するくらいなら押し黙ったまま老いていきたい』

 『隣り合って根を張る老木のように朽ちていければ幸せだ』


この本を通じてこだまさんが読者に伝えたかったこと、

それは、「自分の選んだ道を勇気を持って歩むこと」なのだと思います。


たしかに本のタイトルは衝撃的なものです。


こだまさんは、書いてある内容も世間の「ふつう」からはみ出ていると言い、自分の選んだ生き方を認めて欲しいと言います。


しかし、形は違うにせよ、書かれているようなことは、実は「ふつう」にあることなのではないでしょうか。


 「出来て当たり前」のことが出来ないことは、「ふつう」にあります。


そこが共感を得ている理由のような気もします。


是非とも読んでおきたい本です。


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posted by Descartes at 16:24 | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月21日

My Bucket List NY式 夢をかなえるノート

今日放送の『王様のブランチ』 “最新ブックランキング” のコーナーで、「My Bucket List NY式 夢をかなえるノート」という書籍(ノート?)が紹介されていました。


日本初上陸の “ニューヨーク式の夢をかなえるノート” なのだそうです。


作者はエリカさん。

ニューヨークで起業し、ファッションおよびビジネスコンサルタントとしても活躍する女性起業家です。


いったいどのようなノートなのかというと、“死ぬまでにやりたいことを書き綴るノート” とのことです。

そして、この簡単な作業を繰り返すことにより、人生を切り開いて行くことができると言うのです。


“やりたいことを書き綴る” 手順は以下の通りです。

  @見開きページの左上に自分の夢を大きく書き入れます。

  A続けて、次の事柄を書き加えます。
   ・かなえたい理由
   ・いつまでにかなえたいか
   ・夢がかなうことによって何が得られるか

  B夢がかなったら、右のページに「その道のり」を書き示します。


これらの作業を繰り返していき、ページが埋まるごとに、心はときめき、毎日が輝きだすのだそうです。



個人的なことですが、このノートの紹介を受けて、ふと思い出したことがあります。

上記手順の A について、実は、以前にやった(やらされた)ことがあるのです。


 某転職コンサルタント会社の講習でのことでした。


以前勤めていた会社で、早期退職者を大量に募った時期があり、そのときのオプションとして、転職コンサルタント会社のサービスが付いていました。

そのときに、まず第一にやらされたことが、この「(夢を)かなえたい理由」「いつまでにかなえたいか」「夢がかなうことによって何が得られるか」を書き出すことだったのです。


今にして思えば、あれは日本上陸前のNY式のやり方だったのでしょうか。


しかし、実はそのときと、この「My Bucket List NY式 夢をかなえるノート」とでは、その内容に決定的な違いがあります。


それは、B の「(夢を実現した)道のり」を書き示す行程がなかったことです。


当時の目的は「転職を成功させること」だったので、転職後の行程はあえて省いていたのかもしれません。


しかし、今では、この B の行程こそが最も大事なのだということがわかります。


夢がかなったら、そこで終わりにせずに、「その道のり」を書き示すこと。

そうしておくことによって、“再現” が可能になります。


そして、その一連の作業をひたすらに繰り返すこと。

それこそが、毎日を充実させていくことにつながります。


あらためてですが、自分の夢は自分で実現し、自分で切り開いていくしかないのです。



My Bucket List NY式 夢をかなえるノート

posted by Descartes at 16:09 | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月03日

西加奈子 i アイ

今日放送の『王様のブランチ』で、直木賞作家・西加奈子さんの最新作「 i (アイ)」が紹介されていました。


アイという名前の主人公が、「 i (私)」とは何か、「 i (愛する)」とは何かを模索しながら歩んで行く物語だそうです。


主人公アイは高校の数学の授業で「この世の中に i は存在しない」という話を聞きます。

〔 i × i =−1〕という、高校の数学ではじめて出てくる「実在しない数字」虚数 i の話です。


この話を聞いて、アイは自身の存在まで否定されたように感じます。


アイは、シリア生まれ。

アメリカ人の父と日本人の母に引き取られて、今は、安全で裕福な生活を送っています。

しかし、アイが生まれた国では、今でも多くの命が奪われています。


そして、アイはある事をし始めます。


世界中で起こるテロや天災で亡くなった人の数をただひたすらにノートに書き留め続けるのです。

 
  ・・・その数は日に日に増えていきます。


この主人公アイの行動は、西加奈子さんが「知らないことが罪悪なんじゃないか」と思った自身の経験を投影しているのだそうです。


西さんは「今の自分がどれだけの犠牲の上に成り立っているのか、そういうことに目をそらしてはいけない」と言います。


「知っている」ことで、そういった罪悪感から少しは逃れことができます。


そうして、主人公アイは「世界にアイはある」と叫び続けます。



個人的なことですが、虚数 i の話になると、思い出される話があります。

映画にもなりましたが、小川洋子さんの「博士の愛した数式」という小説です。


この「博士の愛した数式」にも、虚数 i が出てきます。


「 i (アイ)」は、決して正体を見せない数字として登場します。

その i が、世界の果てまでも無限に続く「π(パイ)」と「e(ネピア数)」に出会います。


この3つの数字は決して繋がることはありません。


しかし、ある人物(オイラー)が、ここにたった一つの足し算〔+1〕をするだけで、世界は変わります。
 

   eπi+1=0


矛盾していたものが統一されたのです。



この数式は「オイラーの公式」と呼ばれ、「世界で最も美しい定理」とも言われています。


さらにこの公式を展開すると以下のようになります。

    i × i =(eπ

さらに、図で表すと以下のようになります。

オイラーの公式.png

この図を見て、「 i (愛)に i (愛)を掛け合わせると、円(縁)になる」と言った人がいます。


「 i (アイ)」の主人公アイを救ったのも、二つの出会いであったようです。

親友ミナとの出会い、そして、カメラマンのユウとの出会いです。


「思うこと」と「思われること」が「アイ」を育み、ラストへと繋げます。


是非とも読んでみたい一冊です。


i(アイ)
ラベル: アイ 西加奈子
posted by Descartes at 16:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする